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09月03日-01号

  • "新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算"(/)
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  1. 新富町議会 2018-08-22
    09月03日-01号


    取得元: 新富町議会公式サイト
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    平成 30年 第08回定例会(09月)   新富町告示第80号    平成30年第8回新富町議会定例会を次のとおり招集する       平成30年8月22日                                 新富町長 小嶋 崇嗣   1 期 日  平成30年9月3日   2 場 所  新富町議会議事堂──────────────────────────────開会日に応招した議員櫻井 盛生君          大木 俊二君吉田 憲市君          永友 正章君増永 逸雄君          中山 英雄君阿萬 誠郎君          髙野 賢治君倉永 豪修君          丹  邦敏君圖師 孝一君          永友 繁喜君三浦 千尋君          吉田 貴行君──────────────────────────────9月6日に応招した議員──────────────────────────────9月7日に応招した議員──────────────────────────────9月10日に応招した議員──────────────────────────────9月19日に応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────────────────────────────────────────────平成30年 第8回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第1日)                           平成30年9月3日(月曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第1号)                       平成30年9月3日 午前10時00分開会    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第44号 平成30年度新富町一般会計補正予算    日程第4 議案第45号 平成30年度新富町国民健康保険特別会計補正予算    日程第5 議案第46号 平成30年度新富町介護保険特別会計補正予算    日程第6 議案第47号 平成30年度新富町土地取得特別会計補正予算    日程第7 議案第48号 平成30年度新富町水道事業会計補正予算    日程第8 議案第49号 平成29年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第9 議案第50号 新富町企業立地促進条例の一部を改正する条例    日程第10 認定第1号 平成29年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 認定第2号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第12 認定第3号 平成29年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第13 認定第4号 平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第14 認定第5号 平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第15 認定第6号 平成29年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第16 平成29年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第17 請願第2号 後期高齢者医療費窓口負担について、原則一割負担の継続を求める意見書を国に提出することを求める請願    日程第18 報告第2号 平成29年度新富町継続費清算報告書について(新富町一般会計)    日程第19 報告第3号 平成29年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告               書について    日程第20 報告第4号 平成29年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第44号 平成30年度新富町一般会計補正予算    日程第4 議案第45号 平成30年度新富町国民健康保険特別会計補正予算    日程第5 議案第46号 平成30年度新富町介護保険特別会計補正予算    日程第6 議案第47号 平成30年度新富町土地取得特別会計補正予算    日程第7 議案第48号 平成30年度新富町水道事業会計補正予算    日程第8 議案第49号 平成29年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第9 議案第50号 新富町企業立地促進条例の一部を改正する条例    日程第10 認定第1号 平成29年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 認定第2号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第12 認定第3号 平成29年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第13 認定第4号 平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第14 認定第5号 平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第15 認定第6号 平成29年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第16 平成29年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第17 請願第2号 後期高齢者医療費窓口負担について、原則一割負担の継続を求める意見書を国に提出することを求める請願    日程第18 報告第2号 平成29年度新富町継続費清算報告書について(新富町一般会計)    日程第19 報告第3号 平成29年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告書について    日程第20 報告第4号 平成29年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────出席議員(14名)1番 櫻井 盛生君       2番 大木 俊二君3番 吉田 憲市君       5番 永友 正章君6番 増永 逸雄君       7番 中山 英雄君8番 阿萬 誠郎君       10番 髙野 賢治君11番 倉永 豪修君       12番 丹  邦敏君13番 圖師 孝一君       14番 永友 繁喜君15番 三浦 千尋君       16番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 東  良一君       書記 福重 和泉さん──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 小嶋 崇嗣君  副町長 ………………… 揖斐 兼久君総務課長 ……………… 青木 和宏君  総合政策課長 ………… 池田 真二君まちづくり推進室長 … 比江島信也君  財政課長 ……………… 平井 康博君基地対策課長 ………… 宮武 祐二君  税務課長 ……………… 宮本 芳幸君町民課長 ……………… 齊藤 隆文君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ……………… 若木家浩順君  産業振興課長 ………… 平塚 貢一君農地管理課長 ………… 壱岐  進君  都市建設課長 ………… 今村 行信君水道課長 ……………… 長友 一彦君  会計管理者会計課長 … 道下 秀人君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 河野佐知子さん生涯学習課長 ………… 出口 敏彦君  農業委員会事務局長 … 壱岐  進君町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君                    ──────────────────────────────午前10時04分開会 ○議長(櫻井盛生君) ただいまから、平成30年第8回新富町議会定例会を開会いたします。 6月定例会以降における諸般の報告につきましては、プリントしてお手元に配付しておりますので、これをもって諸般の報告にかえさせていただきます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(櫻井盛生君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において、吉田憲市議員倉永豪修議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(櫻井盛生君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月19日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井盛生君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は17日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第44号 △日程第4.議案第45号 △日程第5.議案第46号 △日程第6.議案第47号 △日程第7.議案第48号 △日程第8.議案第49号 △日程第9.議案第50号 ○議長(櫻井盛生君) 日程第3、議案第44号平成30年度新富町一般会計補正予算から、日程第9、議案第50号新富町企業立地促進条例の一部を改正する条例まで、以上7議案を一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 本日ここに、平成30年第8回新富町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、大変お忙しい中に御出席をいただき、御審議賜りますことを厚く御礼申し上げます。 それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、議案第44号平成30年度新富町一般会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、第5回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,663万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ107億9,005万5,000円にしようとするものでございます。 それでは、歳出につきまして、まずは、予算全体において機構改革人事異動に伴う職員給与等の調整を行ったほか、総務費には、土地取得特別会計繰出金地域おこし協力隊員の報酬及び活動に要する経費、ICT利活用におけるまちづくり支援事業業務委託費等を計上いたしました。 次に、民生費には、小規模多機能型居宅介護事業者への地域密着型サービス等整備助成事業補助金や、前年度実績確定による国庫負担金精算金等を計上いたしました。 次に、衛生費には、西都児湯医療センター助成金等を、農林水産業費には、大和排水路土砂撤去費等を計上いたしました。 次に、土木費には、バス停留所屋根設置工事費道路新設改良に伴う委託費、用地取得費等を計上いたしました。 次に、消防費には、消火栓設置工事負担金等を計上し、教育費には、富田給食共同調理場で使用する給食配送車等備品購入費等を計上いたしました。 続きまして、歳入につきましては、まずは、交付決定による地方特例交付金普通交付税を、分担金には、生活道路舗装分担金を計上いたしました。 次に、国庫支出金には、児童福祉費負担金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金社会福祉費委託金を計上しました。 次に、県支出金につきましては、児童福祉費負担金老人福祉費補助金統計調査費委託金等を計上いたしました。 次に、寄附金につきましては、町内企業による寄附金を計上し、繰入金にがんばる新富町応援基金からの繰入金を計上し、繰越金に前年度繰越金を計上しました。 第2表、債務負担行為につきましては、学校給食調理配送業務委託総合交流センター図書館作業業務委託に係る期間及び限度額を定めようとするものでございます。 第3表、地方債補正につきましては、臨時財政対策債に伴う借入限度額を定めようとするものでございます。 次に、議案第45号平成30年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について御説明を申し上げます。 今回の補正は、第1回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ557万8,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ20億3,083万5,000円にしようとするものでございます。 歳出は、人件費の調整等により一般管理費を減額したほか、退職被保険者等に係る保険給付費及び平成29年度退職者医療療養給付費等交付金の確定に伴う返還金を計上しました。 歳入には、一般会計繰入金を減額し、県からの保険給付費等交付金及び前年度繰越金を計上いたしました。 次に、議案第46号平成30年度新富町介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、第1回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,492万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億5,225万円にしようとするものでございます。 歳出は、職員の人事異動に伴う給与等の調整と、平成29年度介護給付費地域支援事業費等の精算に伴う、国、県及び支払基金への返還金並びに一般会計負担金の精算金を計上いたしました。 歳入は、繰越金等を計上いたしました。 次に、議案第47号平成30年度新富町土地取得特別会計補正予算について御説明を申し上げます。 今回の補正は、第1回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億2,709万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,578万7,000円にしようとするものでございます。 歳出につきましては、敷地造成に伴う開発行為許可申請に係る手数料や申請書類整備のための委託料、多目的広場及び駐車場敷地造成工事費事業用地を一括購入するための用地購入費及び工作物等補償費を計上いたしました。 歳入につきましては、一般会計繰入金及び土地開発基金繰入金を計上いたしました。 次に、議案第48号平成30年度新富町水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、第2回で、予算第3条に定めました収益的支出の第1款第1項営業費用を348万3,000円増額し、総額3億1,293万9,000円にしようとするものでございます。内容は、機構改革に伴う職員の給与等の調整等によるものでございます。 次に、予算第4条に定めました資本的収入につきまして、第1款第4項工事負担金に980万円を追加し、総額を980万8,000円にしようとするものでございます。同じく、予算第4条に定めました資本的支出につきまして、第1款第1項建設改良費に2,319万円を追加し、総額を8,916万2,000円にしようとするものでございます。内容は、配水管布設替え工事費等で、財源は、建設改良積立金工事負担金を充てるものでございます。 次に、議案第49号平成29年度新富町水道事業会計剰余金の処分について御説明を申し上げます。 本案は、平成29年度新富町水道事業会計決算において剰余金が生じましたので、その処分をしようとするものでございます。 当年度未処分利益剰余金3,474万7,268円につきましては、地方公営企業法第32条の第2項の規定に基づき、建設改良積立金に3,000万円を積み立て、残り474万7,268円を翌年度繰越利益剰余金として、繰り越しをしようとするものでございます。 次に、議案第50号新富町企業立地促進条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 本案は、「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律」の施行に伴い、誘致企業等の認定要件と課税免除・不均一課税対象を見直し、そして、雇用奨励金の拡充を行うことにより、誘致企業等の支援措置を講じ、企業立地の促進を図れるよう、新富町企業立地促進条例の一部を改正しようとするものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── △日程第10.認定第1号 △日程第11.認定第2号 △日程第12.認定第3号 △日程第13.認定第4号
    △日程第14.認定第5号 △日程第15.認定第6号 ○議長(櫻井盛生君) 日程第10、認定第1号平成29年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第15、認定第6号平成29年度新富町水道事業会計決算の認定についてまで、以上6議案を一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ただいま上程いただきました認定第1号から認定第6号までを順を追って御説明を申し上げます。 まず、認定第1号平成29年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。 一般会計決算額は、歳入総額107億3,289万円、歳出総額104億1,067万円で、差し引き収支3億2,222万円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、3億85万円の黒字決算となりました。 次に、歳入歳出決算額について、前年度と比較しながら御説明を申し上げます。 歳入決算額については、地方税は所得の増加に伴い1.3%の増、国庫支出金では上新田小学校建設に係る補助金等で19.9%の増、県支出金では畜産・酪農収益力強化整備補助金等で15.7%の増、寄附金はふるさと納税の増に伴い114.6%の増となり、前年度と比較すると16.4%の増となりました。 町税等の一般財源は64億2,448万9,000円で、歳入に占める割合は59.9%となっており、町税、寄附金等が増となったため、前年度に比べ7.8%の増となりました。 次に、国・県支出金等の特定財源は43億839万9,000円で、歳入に占める割合は40.1%となっており、小学校建設事業補助金等の増、畜産・酪農収益力強化整備補助金等の増による国・県支出金の増のほか、過年度事業債の借り換えによる地方債等の増により32.0%の増となりました。 自主財源依存財源を割合で見ますと、自主財源が38.6%、依存財源が61.4%となり、前年度と比べ、自主財源は1.2%の増、依存財源は1.2%の減となりました。 また、市町村の財政力をあらわす財政力指数は0.44となり、前年度と比べ0.02ポイント改善となりました。 次に、歳出決算額について、ふるさと納税に係る積立金、補助金が大幅に増えたことや過年度事業債の借り換えによる増等で、前年度と比較すると17.3%の増となりました。 性質別に見ますと、義務的経費は40億1,986万円で、前年度に比べ13.9%の増となりました。 公債費は74.2%増、人件費は2.0%の減、扶助費は児童福祉扶助費で、市立保育園施設型給付費が増となったこと等により、3.8%の増となりました。 次に、物件費や補助費等任意的経費は47億5,990万円で、ふるさと納税推進事業補助金の増等及び基金積立金の増により、前年度に比べ20.5%の増となりました。 普通建設事業費等投資的経費は16億3,091万円で、歳出の15.7%を占め、上新田小学校建設事業新田テニスコート改修事業等で、前年度に比べ17.1%の増となりました。 以上が、一般会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認定第2号平成29年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。 平成29年度の決算額は、歳入総額27億4,991万7,000円、歳出総額25億2,791万7,000円で、実質収支は2億2,200万円となりました。 対前年度比では、歳入が3.8%減、歳出が5.1%減となりました。 歳入では、国民健康保険税の現年度分の収納率(一般・退職)は95.3%で、前年度より0.9%増となりました。 歳出では、歳出総額の55.3%を占める保険給付費は、対前年度比1億1,124万6,000円の減となりました。 保険給付費の減少要因は、後期高齢者医療への移行者の増加に伴う被保険者数の減少に加えて、特定健診受診率の向上やジェネリック医薬品の利用促進などの取り組みによる効果があらわれてきたものと考えております。 今後も、さらなる取り組みを進めてまいりたいと思います。 次に、認定第3号平成29年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成29年度末の第1号被保険者数は、5,155人で前年度比89人の増。認定状況は、要介護・要支援認定者数は617人で、前年度比21人の減となっております。 歳入総額は16億1,854万円、歳出総額は14億8,427万2,000円で、実質収支は1億3,426万8,000円となりました。 歳入では、第1号被保険者の保険料は、前年度比3.4%増の2億9,724万1,000円で、現年度分の収納率は99.01%で、前年度比0.03%減となりました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出の85.6%を占めます保険給付費は、前年度比2.2%の減となりました。主なものでは、施設介護サービス給付費が2,021万6,000円の減、介護予防サービス給付費が739万円の減、特定入所者介護サービス費が510万8,000円の減などとなりました。 一方、居宅介護サービス給付費は491万6,000円の増となりました。 減額理由は、介護予防日常生活支援総合事業への移行や地域包括支援センターに委託している一般介護予防事業(「こむずカフェ」「しんとみキラリ輝き体操教室」等)や、一人一人の適正な介護給付を検討する地域ケア個別会議の実施など、事業効果があらわれたものだと推測をしているところであります。 今後も対象者・介護事業者のニーズを的確に把握し、町の実情に合った地域包括ケアシステムの構築に取り組んでまいります。 次に、認定第4号平成29年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成29年度の決算額は、歳入総額3億8,382万7,000円、歳出総額3億8,258万4,000円で、実質収支額は124万3,000円となりました。対前年度比では、歳入が5.4%増、歳出が5.3%増となりました。 歳入では、後期高齢者医療保険料は1億2,669万9,000円で、収納率は100%となりました。一般会計からの繰入金が2億3,822万5,000円で、前年度比1.3%減となりました。 次に、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金が3億4,962万2,000円で、保険料収納額の増加により、対前年度比3.5%の増となりました。 高齢化の進行により、今後も被保険者数は増加することから、健康長寿につながる取り組みをさらに進めてまいりたいと思います。 次に、認定第5号平成29年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。 平成29年度の決算額は、歳入総額18万7,000円、歳出総額10万5,000円で、実質収支は8万2,000円となりました。 歳入では、各市町村等からの負担金6万4,000円、新富町一般会計からの繰入金7万6,000円、繰越金4万6,000円となり、歳出では、事務費として一般管理費10万5,000円となりました。 次に、認定第6号平成29年度新富町水道事業会計決算の認定について御説明を申し上げます。 平成29年度の業務量は、総配水量185万5,000立方メートル、有収水量153万7,000立方メートルで、有収率82.84%となりました。有収水量につきましては、前年と比較しますと7,982立方メートルの減となりました。給水戸数につきまして、52戸増の5,729戸となっております。 収益的収支は、税抜きで総収益2億9,835万4,000円、総費用2億6,964万9,000円となり、2,870万5,000円の当期純利益となりました。 次に、資本的収入及び支出について御説明をいたします。 資本的収入は、工事負担金、企業債等で、総額2,711万8,000円であります。 資本的支出は、総額1億796万4,000円で、支出の内容は、企業債の償還及び牧神配水池配管布設工事並びに配水管布設工事等であります。 資本的収支の不足8,084万7,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補填をしたところでございます。 以上、よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── △日程第16.平成29年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について ○議長(櫻井盛生君) 日程第16、平成29年度新富町一般会計特別会計水道事業会計の決算報告について、審査結果の報告を求めます。坂東啓男代表監査委員。 ◎町代表監査委員(坂東啓男君) おはようございます。平成29年度新富町一般会計特別会計及び水道事業会計決算について、平成30年7月2日から平成30年8月17日にかけて、三浦千尋監査委員と審査を実施しましたので、御報告申し上げます。 各会計の審査に当たりましては、歳入歳出関係諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、決算計数については誤りがなく、かつ予算の執行はその目的に沿って執行されており、所期の目的を果たしていると認めます。 なお、概要等詳細につきましては、決算審査意見書を御参照いただきたいと思います。 まず、平成29年度の経済・社会情勢であります。 日本経済は、積極的な金融政策や経済対策により、企業の生産活動や海外経済の回復に伴い輸出が伸びるとともに、雇用や所得環境の改善を背景に、全体としては緩やかに回復してきたところであります。企業部門の回復が景気の好循環となり、個人消費についても、夏場の台風や長雨で一時影響を受けましたが、景気の回復は各地域に広がっていると思われます。 県内におきましては、秋の長雨による影響は見られたものの、雇用環境の改善が続くとともに、企業活動や個人消費も持ち直し、全体的に緩やかに拡大してきております。 このような状況の中での平成29年度決算及び決算に基づく健全化判断比率の審査結果であります。 まず、財政の健全性であります。 新富町の平成29年度決算における健全化判断比率でありますが、指標が4つあります。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標全てにおいて早期健全化基準を下回り、財政が健全であると言えます。詳細につきましては、後ほど町長から御報告されると思います。 次に、財政の運営状況であります。 財政の運営目標は、財政の健全性を確保し、限られた財源を重点的、効果的に活用し、住民福祉の向上を図ることにあります。 新富町の一般会計の決算規模は、歳入107億3,288万8,000円、歳出104億1,067万1,000円で、前年度と比較して、歳入におきましては16.4%増、歳出におきましても17.3%増と、いずれも増加しております。 これは、ふるさと納税に係る寄附金の増や上新田小学校建設事業費等が増加の主な要因であります。 歳入では、地方交付税や国有提供施設等所在市町村助成交付金が減少しましたが、一方では、町税や国庫支出金ふるさと納税制度による寄附金が増加しました。 歳出では、人件費や物件費、維持補修費は減少しましたが、扶助費、公債費、補助費等や積立金が増加するとともに、上新田小学校建設事業等の大型建設事業により投資的経費も増加しました。 財政収支状況で見ますと、実質収支は3億84万8,000円の黒字でありましたが、実質単年度収支は1,451万9,000円の赤字となっております。 また、主要比率では、公債費比率においては昨年よりは好転しており、町債残高は62億5,769万7,000円と前年度より減少し、基金は28億1,169万1,000円と前年度より2億3,469万1,000円増加しております。 今後の行財政運営につきましては、新たに建設した施設の管理・運営費の増加や富田給食共同調理場建設工事、さらには今後、計画の具体化が検討されている、まちづくり実施計画に基づく大規模事業等が考えられます。これまで以上に、財政規律を意識した運営を行っていただきたいと思います。 次に、特別会計につきましては、まず、国民健康保険特別会計であります。 新富町国民健康保険制度における被保険者数は、毎年減少し、平成29年度は4,715名となっております。 平成29年度は、歳入では、被保険者の減少に伴い国民健康保険税は減少し、歳出では、保険給付費が大きく減少しており、その結果、財政収支状況における実質単年度収支は7,589万2,000円の黒字となっております。 今後も、被保険者の減少に伴い、収入は減少し、逆に医療費の増加傾向は続くと思われます。そうした中、国民健康保険財政安定化のためには、健康増進対策の強化や健康診査の受診率の向上により、病気の予防、早期発見・早期治療への取り組みがますます重要になると考えられます。平成30年度から運営主体が県になりましたが、納税者は同じであります。国民健康保険事業の厳しい現状も変わらないと思われますので、さらなる取り組みに努力をお願いしたいと思います。 次に、介護保険特別会計でございます。 新富町介護保険特別会計における平成29年度の第1号被保険者数は、平成28年度より166名増加し、5,069名となっております。 歳入では、第1号被保険者数の増により、前年度より2.6%増加しましたが、歳出では、保険給付費が前年度より2.2%減少しております。 介護を必要とする要支援・要介護認定者については、平成29年度は前年度より減少し、全国平均より6.0%ほど低くなっております。しかし、認知症高齢者は増加している状況にあります。今後も、介護予防事業の積極的な取り組みが必要とされており、地域包括支援センターの役割がますます重要になってきております。 次に、後期高齢者医療特別会計であります。 平成29年度の後期高齢者医療対象者は2,622名で、前年度と比べますと45名増となっております。医療費総費用は20億5,789万1,000円で、1人当たり78万5,000円となっております。男性女性とも平均寿命が80歳を超えたとのことでもあり、健康寿命を延ばすことに重点を置き、高齢者の生活の質を高める施策・事業に取り組んでいただきたいと思います。 次に、西都児湯情報公開・個人情報保護審査会特別会計であります。 財政状況は、各市町村の負担金収入であり、歳入歳出とも問題は見られません。 最後に、水道事業会計であります。 水道事業の平成29年度の決算を総括いたしますと、減収・増益の決算であります。水道事業を取り巻く環境は、人口減少などにより年々厳しさを増しています。平成29年度は、総収益がわずかに増加し、総費用は減少、前年度と比較して純利益は大きく増加となっております。 現在のところ、財政状況は健全性を維持しております。借入資本金5億1,430万5,000円に対して、現金預金6億2,765万3,000円で、実質無借金企業体となっております。 しかし、今後は、施設の更新時期が到来し、改修費用で多額の投資が必要となることが予想されます。早目に中長期の施設整備計画を策定するとともに、経営計画を策定し、財政収支の見通しを図られるよう望みます。 以上、御報告申し上げます。 以上でございます。 ○議長(櫻井盛生君) この件については、以上で終わります。────────────・────・──────────── △日程第17.請願第2号 ○議長(櫻井盛生君) 日程第17、請願第2号後期高齢者医療費窓口負担について、原則一割負担の継続を求める意見書を国に提出することを求める請願を議題といたします。 この件につきましては、会議規則第91条第1項の規定により、お手元に配付いたしております請願・陳情付託表のとおり、文教厚生常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井盛生君) 異議なしと認めます。よって、請願第2号後期高齢者医療費窓口負担について、原則一割負担の継続を求める意見書を国に提出することを求める請願については、請願・陳情付託表のとおり、文教厚生常任委員会に付託することに決定いたしました。会期中における審査をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第18.報告第2号 △日程第19.報告第3号 △日程第20.報告第4号 ○議長(櫻井盛生君) 日程第18、報告第2号平成29年度新富町継続費精算報告書について(新富町一般会計)から、日程第20、報告第4号平成29年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書についてまで、以上3件を一括議題といたします。 報告書提出者に報告書の説明を求めます。小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ただいま上程いただきました報告案件につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、報告第2号平成29年度新富町継続費精算報告書について(新富町一般会計)を御説明申し上げます。 教育費の上新田小学校建設事業につきましては、平成28年3月の定例会において、継続費の設定の議決をいただき、その後、年割額の変更に伴い、平成29年3月の定例会において、継続費補正の議決をいただきました。 この年割額に応じて事業を執行し、完了いたしましたので、別紙の継続費精算報告書のとおり、御報告をいたします。 次に、報告第3号平成29年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告書について御説明申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、本町の財政状況を判断するための普通会計の実質赤字比率、公営企業まで含めた赤字比率である連結実質赤字比率、債務残高の財政負担を示す実質公債費比率、公社・第三セクターまで含めた将来的な負担を示す将来負担比率、この4つの財政指標について、監査委員の意見書を添えて御報告をいたします。 次に、報告第4号平成29年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について御説明申し上げます。 報告第3号の中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律について述べましたが、同法第22条第1項の規定により、公営企業の経営の健全化のため、資金不足比率について監査委員の審査に付し、議会に報告、公表することになっているため、資金不足比率について、監査委員の意見書を添えて御報告をいたします。 以上、報告といたします。 ○議長(櫻井盛生君) この件については、以上で終わります。────────────・────・──────────── ○議長(櫻井盛生君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 4日、5日は議案熟読のため休会であります。6日午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。午前10時47分散会──────────────────────────────...